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マジで失業5秒前!青森・アラフォーOLの雑食ブログ
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明け方みたのはジム・ジャームッシュ監督の白黒映画。
タイトルは「ダウン・バイ・ロー」。
公開当時、「アンアン」や「オリーブ」などのファッション雑誌で紹介記事を読んだことがあったので、初めて見たかんじがしなかった。

<感想など>
〇スティーブ・マックィーンのようなアクションで見せるタイプとは別の、脱獄もの。
見ようによっちゃあオシャレな珍道中。
〇前半のいざこざシーンなどは全くつまらないが、イタリア人ロベルトが登場してからストーリーが動き出すかんじ。いい意味での空気読めなさ加減がおかしい。
〇ロベルト役の人、のちに「ライフ・イズ・ビューティフル」でオスカー受賞してるロベルト・ベニーニ。ちなみにこの映画でダンスを踊ってる相手と結婚してる。
〇ジョン・ルーリーの顔の濃さ!瞼を閉じてもはっきり浮かぶあの顔。一度見たら忘れない。
〇映像のかっこよさ。特にオープニングのシーン、今見ても古さがない。PVみたい。
〇監督ジム・ジャームッシュが作る世界観、乾いた空気とかだるさとか、トム・ウェイツの音楽に合っている。トム・ウェイツ、なんとなくだけどピーター・バラカンは好きだろうな。
〇個人的にはこの監督の評価高めな「ストレンジャー・ザン・パラダイス」より、こっちの映画の方が好きだ。

オススメ度:★★★★(4/5)
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寝る前にみた映画はアニメの「聖☆おにいさん」
近々、山田孝之製作総指揮で実写化されるとかいうのをYahooニュースかなんかでみたが。

<感想など>
〇ブッダとイエスがバカンスを日本で過ごすという突飛な設定が面白い。
〇全体的にゆるいエピソード満載な分、子どもたちとのやり取りが見てて痛々しく感じた。
〇背景画像が抜かりなく、花火の描写など丁寧。
〇あまり特徴的ではない森山未來と星野源の抑揚ない声のトーンも、この役柄に合っていると思った。
〇独特の世界観なので、笑いのセンスで好き嫌い分かれそう。
〇松ケンがイエスで染谷将太がブッダ役の実写版も気になる。

オススメ度:★★(2/5)
今日は広瀬すず主演の邦画、「ちはやふるー上の句ー」をみた。
原作の漫画を少し読んだことがあるので、内容のだいたいは予測できてたが。

<感想など>
○広瀬すずが高校生活のすべてをかるたに捧げるひたむきなヒロインを熱演。
○漫画の肉まんくんはぽっちゃりだし、まつげくんこと太一役の野村周平も睫毛に特徴あるわけでなし。しかし、漫画原作の映画にありがちなミスキャストな印象もなかった。
○すみません、まったく期待してなかったんだけど、いやー、面白かった!
原作読んでるのに、感動しちゃったわ。なぜって、わたしが10代の頃「青春、恋愛、友情、部活」っていうものをぼんやりと素通りしてしまったからか。
○続編ありきの作品。下の句も見たくなった。

オススメ度:★★★★(4/5)

競技かるたっていう世界を漫画で描いてること自体がすごい漫画、原作の方も迫力あって面白い。
しかし、「突然炎のごとく」って映画しかり、男2女1ってバランス微妙だよなー。
ま、私にはそーゆー経験ないけどな。
ジョニー・デップが海賊でも変人でもなく、等身大の若者を演じている映画。
この作品でディカプリオがアカデミー賞にノミネートされたらしいが。




<感想など>
○障がい者であるアーニーを演じる若き日のレオナルド・ディカプリオが想像以上、よかった。ハマリ役。
○全く蚊帳の外、長男の不在がさらっと描かれてる。
○家族の問題を一手に背負う次男ギルバート役、ジョニー・デップの抑えた演技がディカプリオに花を持たせているかんじだった。
○「ブラピと昔つきあってた女」っていう認識しかなかったジュリー・ルイスがキラキラしてた。この映画の中では閉塞感ある家族に新風を送る、清涼感のある役柄。
余談だが、いつぞやNHKの「英語でしゃべらナイト」っていう番組にゲスト出演してる回をみたとき「歌手として活動してる」ってことを聞いて驚いた。日本でのライブ実績もある。
○父親の死後、過食症から巨大化してしまった母親に対し、絶対的な愛情を抱きつつもどこか恥ずかしいと思う妹たちの複雑な感情が切ない。
○不倫相手、カーバー家の描き方がちょっと雑。
○キレイごとだけでなく、時にぶつかり合いながらも家族愛に溢れた物語。面白かった。

オススメ度:★★★★(4/5)
明け方、録画しといたフランス映画をひとつみた。
エリック・ロメール監督、ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞という「緑の光線」。


<感想など>
○いつもどこか会話がかみ合わず孤立していく情緒不安な主人公の女がバカンスをいかに過ごしたかを時系列に綴る静かな展開の映画。
○男がいなくて寂しいくせ周りの声に耳を傾けず、ひと一倍プライド高いデルフーヌを見ててイライラ。突然泣きだしたり、ただの面倒くさい女にしか見えなかった。
○80年代ファッション満載だが、出演者の服が肩から服が落ちるのがやけに気になる。デビュー当時のマドンナやバナナラマを彷彿させる。
○実はラスト15分眠ってしまい、あとで見直した。見直すほどの内容ではなかったが、監督の見せたかったのが最後のシーンなんだろう。
○デルフィーヌがやっと自ら行動を起こしたとはいえ、この性格じゃああの男と添い遂げるのも無理だろうな・・・と思いつつ、この不器用さって他人事には見えない。女って白馬の王子様なんていないと現実には思いつつも何かと夢見がち。誰の心にも大なり小なりの面倒なデルフィーヌ気質があるってことかもなー。

オススメ度:★(1/5)
♪だーばだ だばだばだ だーばだ だばだばだ・・・っていうスキャットが印象的映画。
カンヌ映画祭グランプリ受賞作品、「男と女」。
この前テレビで放送されたのを久しぶりにみた。


<感想など>
○一気に見せるテンポのよさ、ストーリー展開に無駄がない。アカデミー賞外国語映画、脚本賞受賞だそうで。
○過去の回想シーンが色鮮やかなのに対し、現在のシーンがモノクロ。過去に縛られてる男と女、それぞれの心情を意図的に表しているかのよう。
○アヌーク・エーメの美しさがハンパない!特に憂いのある横顔!!
それにヘアースタイル、濃い意思の強そうな眉、寒い日のムートンのコート・・・など何度見ても完璧。
○ついアヌーク・エーメばかり見てしまうが、ジャン・ルイ・トランティニャンも意外と良い。心の声がかなりおしゃべりで、そこは気になった。
○メロドラマといえばそうなのかもしれんが、たまにはこういう甘さ大目のやつも見たくなるって!!

オススメ度:★★★★★(5/5)



実はこの映画、VHSのビデオで持っているんだが、改めて添付の解説書をみてみたら、こんなこと書いてあった。
「この作品は俳優以外わずか6人の撮影スタッフで21日間で仕上げた」
らしい。
それと、私が勝手に意図的だと思ってたモノクロとカラーシーンについて、ジャン・ルイ曰く
「単に予算がなかったから」
だとか。
当時、クロード・ルルーシュ監督29歳。前作などでヒットに恵まれず借金5千万ほど抱えてたらしい。
あと、「意外と良かった」なぞと失礼ながら思ったジャン・ルイの演技なんだが、レースのシーンに際しては猛訓練を積んで実際のモンテカルロラリーに出場したりしたんだという。
いやはや、ジャン・ルイ見直したわw
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