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マジで失業5秒前!青森・アラフォーOLの雑食ブログ
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夏から秋の境目、朝、会社の給湯室にて1匹のカメムシと出くわす。
迷いなし。
ポットに残ってた前日の湯を浴びせると、奴は排水口に吸い込まれていった。
罪悪感ゼロ。

ほどなくして、排水口のヌメリ取りをしようとゴム手袋の手を突っ込む。
すると、仰向けになった奴がいた。

「!!!!!!」

生きてた。
奴は足をバタつかせ、生きていた。

その生命力たるや!妙に感動。
私は奴をつかんで、小窓からそっと逃がしてやった。
奴は最後っ屁をかまし、下界へと羽ばたいていった。



明くる日、自宅にて自分の愛でる多肉植物の鉢に水やりするときに、ギョッとする。
黒法師のすっと伸びた首筋、茎にしがみつくカメムシ一匹。

迷いなし、秒殺。
さては、奴が寄こした刺客か。



翌日夜、うとうとテレビをつけたまま眠っていたところに耳障りな雑音。
「カツンカツン、カツン、カツンカツン・・・」小さい何かが激しくぶつかる音で目覚める。
その音で察してはいたが、第二の刺客だ。
蛍光灯に羽音立ててぶつかり続ける愚かなカメムシ一匹。

気づけば、秒殺。



2度あることは3度あるとはいうが、3度目の正直、もうないだろうと思った3日目は私の油断から。そう、簡単にカメムシは去ってくれるはずがないともう気づくべきたった。
第三の刺客は一番タチが悪かった。
図書館に行こうと手にしたキャンバス地のバッグの中に、声を潜めて待機していたのだ。

そりゃもう、秒殺だ。
舌打ちしながらの。



さて、4日目にもなればカメムシとは遭遇してない。
単に見逃してるだけなのかもしれんが、それからはとんとご無沙汰。

その週の燃えるゴミ、まとめるときにごみ箱を開けた途端のカメムシの毒ガス攻撃を食らった。
3匹分の最後っ屁、それはそれは強力だった。



あれから数日経て、だいぶ冬に近づいてきたのか、今週には霜も降りた。
カメムシのことは忘れてた。

忘れてたが、昨日またテレビ見ながら寝てたら、蛍光灯に体当たりする第四の刺客がいた。
いわずもがな、秒殺。

カメムシの呪い、地味に面倒。
そして、臭い。
この戦いはいつまで続くのか。
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・子どもの頃から「じぶんは結婚できないんじゃないか」という悪い予感が・・・今のところ的中!
・グミを飲み込むタイミングがいまだにわからない
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