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マジで失業5秒前!青森・アラフォーOLの雑食ブログ
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黒澤明監督の映画、ベネチア国際映画祭グランプリ作品「羅生門」をみた。

<感想など>
○所詮人間なんて自分の都合のいいように解釈しがちなんだなぁと、人間の嫌な部分をまざまざと見せ付けられるような作品。それでも最後には救いがあった。
○登場人物が少ないゆえ、キャスティングが絶妙。
○何より三船敏郎の所作、一つひとつの動きがすごいと思った。
○志村喬がただ歩いてるだけ、千秋実が無言でただ立っているだけでも十分な説得力。
○京マチ子の存在感が不気味。笑い方、泣き方がいちいち癪に障る。
○墨絵のような世界が最後まで途切れない。黒澤映画の雨って、やっぱり印象的。
○ところで、国際的にも評価が高い作品なんだが、途中で寝てしまうこと5回(!!)。
黒澤作品、自分にとってのベストワンは「用心棒」ってことで変わらず。

オススメ度:★★★(3/5)
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