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マジで失業5秒前!青森・アラフォーOLの雑食ブログ
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久しぶりの図書館で最初手にとったのは村上春樹 雑文集
他はタニタ食堂の料理本、おおたうにのおしゃれ本、暇そうな母のために綾小路きみまろ本、失業するにあたっての手続き本、そして村上春樹・・・だったが土壇場で違う本にスイッチ。



いま読んでる、村松友視の『「ベーシー」の客』。
「ベーシー」は一関市にある有名なジャズ喫茶で、私も名前くらいは知ってる。
で、作家についての予備知識はほぼゼロ。こちらも名前くらい知ってる。
小池真理子や村上龍だとかいろんな作家のオムニバス本の中の、短編を読んだ程度でよくわからない。
 
ただ、私もいつか「ベーシー」の客になってみたい気がして借りてみた。
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芥川賞が決まった。

と、いうニュースを聞いても「ふーん」で大概はスルー。
だけど、今回の受賞作品は読んでみようと思った。
それで購入してみた文藝春秋3月号
綿矢りさ・金原ひとみのW受賞以来の、2冊目。



きことわ」の作者、朝吹真理子さんはまずビジュアルが恵まれている。
その上、お父様が仏文学者、サガン作品の翻訳で有名な朝吹登水子さんとシャンソン歌手の石井好子さんは大叔母、ノーベル科学賞受賞の野依教授が親族というだけでも十分に圧倒されるバックグラウンドをお持ち。

片や「苦役列車」の作者、西村賢太さんの実父は強盗事件を起こし、自身も暴行事件で2度も逮捕されているという。母子家庭で育ち、中学卒業後は肉体労働でその日暮らしいう、なんともアウトローな経歴の持ち主。

まだどちらも読んでないけど、二人の経歴をみただけでも十分お腹いっぱいなかんじ。

ちらっと読んだ中では、さかなクンのクニマス発見に至る記事と暮れに亡くなった女優の高峰秀子さんに関する対談が面白かった。

文藝春秋は亡くなったおじいさんの愛読書だったことをふと思い出す。
すごく読み応えがあるなぁと、改めて思った。
まだ読みきってないくせに。
会社にはとっくに失望してる。
社長の購入したマンションの為に私たちは働いてるのか、副社長(バカ社長の息子)が足繁く通うキャバクラ代の為に私たちは働いてるのか、思えば思うほどむなしい。
つーか、なんで会社の経費でキャバクラ通うのさ?
ん!あれは交際費か?

・・・この会社にいると何が正しいのか麻痺しそうだ。



会社という軟禁状態で朽ちてしまいそうな脳みそのリハビリのため、いま読んでる本。
ちょっとずつ、寝る前に読んでる。
登場人物の年齢層とか独身女の悲哀とか妙に自分に当てはまり、文章にすればエグいかんじになるものを、益田ミリの脱力系のイラストがほんわかした雰囲気を醸し出してて意外と面白かった。



忙殺される日々から逃げられる場所って、大事だと思う。
寝てもさめても仕事、仕事。
潜在意識に透徹するまで、仕事、仕事。
という、稲盛和夫の基本理念にのっかってる私の会社・・・は、窮屈。
そう、早く逃げ場さがさねば。

急げ、急げ!明日から12月だ。
この本を読んで、はっとした。
40年前の11月25日に三島由紀夫が割腹自殺したんだ。



まだ全部は読んでないけど、川端康成のノーベル文学賞に関する記述が特に興味深い。
当時、一番有名な日本人作家といえば谷崎で、フランスでは彼がノーベル賞受賞との誤報すら流れたという。
時に谷崎は亡くなっており、受賞は三島でほぼ決まりかけてたらしいが、ある選考委員の独断(三島=若い=左翼だという・・・)で三島ではなく川端を推し、結果そうなってしまったとのこと。

なんだかなぁ。
近藤マッチの最優秀歌唱賞がアタマをよぎったよ。

本書で取り上げてる作家の中で、安部の著書を1つも読んでない。
「砂の女」、読んでみたいと思った。
実は中学生くらいのとき、テレビで映画は見てる。
特異なストーリーとモノクローム。「気持ち悪かった」印象しかない。
特に、ムーミンの印象が強かった「岸田今日子が若い」ってだけでも当時の私には異質に映った。

それでいて安部公房といえば、女優の山口果林と交際してた?くらいの予備知識しか持ち合わせてないもの。
ちなみに、山口果林といえばうちの母さんが好きだったクイズ番組の「ヒントでピント」に出てた、って知識しか持ち合わせてない。
林真理子の本、会社で読破した(仕事中に!)。



女と言うのは、15歳の時にどういうポジションにいたかということですべてが決まってしまう」って。

私も著者と一緒、いじめられた側の人間だからこの言葉がずっしりきた。
若い頃って残酷で、愚かで、惨めで、思い出したくないことがいっぱい。
引き出しの奥の奥にそーっとしまってた苦々しい思い出とか、この本読んでたら、どっと溢れかえってきた。

しかし、共感すると同時に、なにかしっくりこない。何か。
それは、言葉の端々に著者の確固たる地位や財力に裏打ちされたいまの自信みたいなのが鼻についたから。
昔いじわるされた相手に今更どや顔したところで、胸がすくとは言い難い。

ところで、こんな気恥ずかしいタイトルの本もあるみたいだけど、どうしちゃったんだろ?



「綺麗な人」と言われるようになったのは、40歳を過ぎてからでした
・・・はぁ?
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プロフィール
HN:
帰宅部長
性別:
女性
自己紹介:
・着地点が見つからない会議とナメクジが苦手
・子どもの頃から「じぶんは結婚できないんじゃないか」という悪い予感が・・・今のところ的中!
・グミを飲み込むタイミングがいまだにわからない
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