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マジで失業5秒前!青森・アラフォーOLの雑食ブログ
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久しぶり、山田詠美の本を読んでいる。



風味絶佳」、どっぷり活字を読むのに苦手な人(私のことだ!)には丁度よいくらいの短編集。

懐かしい友に会ったみたいな、なんだろうこの感覚は。
独特のカタカナ表記が多いし、あいかわらず官能的。
高校生くらいのときは、ちょっと背伸びして読んだのを思い出したわ。

登場人物がみな、駄目なところがあってそこがなんとも共感できる。
わりと自分に近いところの世界(実際はそんなことないが)を描いてるところに現実味を感じる。

結末までを描かず、最後は余韻を残して終わってるので読後感も心地よい。単純に、おもしろかった。




 【結論】 なぜかお腹いっぱい。もう暫くは山田詠美は読まなくてもいいかな。
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珍しく一気に読破した本。



『”オーラな人々”』、三島由紀夫の「THE美学」な巻頭の写真集だけでお腹いっぱい。

三島をはじめ寺山修司や横尾忠則、岡本太郎ら「いかにも!」って感じのラインナップから、「文化人」枠の植草甚一、堀内誠一ら、「スポーツ界のスター」ブッチャーや王貞治ら、「海外の大御所」ボブ・ディランにボブ・マーリー、スティービー・ワンダー、アンディ・ウォーホルなどなど・・・スーパーなスターたちのエピソード満載。
当時の雑誌編集って職業が心底羨ましい。

一番意外だったエピソードは、マーク・ボランが来日時「仮面ライダー」に魅了されたって事実。
今でこそ、日本のサブカルチャーも海外に広く紹介されてはいるが、それよりはるか以前にマーク・ボランがロボットやアニメに興味を示してたとは!

それから、ティナ・ラッツ!
私がこの美しい人をはじめて知ったのは、1992年の新聞。おくやみ欄。
だから、私はティナ・ラッツではなく、結婚後(のち、離婚してるけど)ティナ・チャウという名で記憶してた。
亡くなってすぐ、ファッション誌がこぞって追悼で特集組んでいたっけ。
・・・忘れてた、この人のこと。この本読んで、思い出した。エイズによる合併症で亡くなったんだよね。




 【結論】 だけど、この本のタイトルはどうか?とおもう。
前に読んだ『作家と温泉 お湯から生まれた27の文学』に、つげ義春の項があってそれに紹介されてた本がこれ。



つげ義春の温泉」、手に持ってずしりと重みのある本だ。

名前くらいは知ってた。『ガロ』とか。読んだことなかったけど。
それくらいの知識で手をつけるべき本じゃなかったかも。

おどろおどろ系。
なんてったらいいのかわからんが、独特の世界観。
小学校にあがる前、いとこの家で『エコエコアザラク』を読んでしまったときとおんなじ感覚がよみがえった。

昭和40・50年代の鄙びた温泉の写真は、味があっておもしろかった。




 【結論】 開けちゃいけない扉だったか?
亡くなった歌手の音源が見つかり、没後に曲がリリースされることがよくある。
マイケル・ジャクソンにいたっては、これから数年アルバムが小出しにリリースされるとか。
いつだったか、ジミ・ヘンドリックスのBBCセッションズ(DVD付)を買った。私が好まない、ライブ音源。これまた私が好まない、インタビューの音声までしっかり入ってた。必死か?

この本は、そのきらいがある。
未発表音源ならぬ単行本化されなかったコラムなどを寄せ集めて、没後発売されたものなので、若干まとまりなく年代もバラバラ。
とはいえ、いつどの時期であろうが筆致は冴え渡っており、逆に感動すらおぼえる。



ナンシー関 リターンズ』、もれなく面白かった。
ダンディーな山藤章二の項、「無意味な長所」の例えが秀逸。
「ヨッちゃんこと野村義男の無駄に長い手足」「内藤やす子の脚線美」とか。

ナンシー関が亡くなって、青森市で開催された回顧展で見たハンコの数々。
自分でもびっくりしたけど、ハンを見ただけでどんな内容の文章だったかほとんど覚えてた。

39歳という若さで亡くなってからもう9年になろうとしてるのに、時が経てば経つほど失ったものの大きさに気づかされる。
今井舞やら似たようなテレビ評論コラムをみかける。フォロワーは沢山いるけど、それが返ってナンシー関が唯一無二の存在であることを改めて感じさせる。




 【結論】 ナンシー関がご存命なら、デーブ・スペクターがこんなにテレビにでてないと思う。残念でならない。
最近読んだ本。



新人物往来社、『事典にのらない日本史有名人の晩年と死』。

こうして歴史書っぽいものを読むと、近代史に登場する政治家(本書でいえば桂太郎や田中義一など)はわりと普通に愛人がいたりしてびっくりする。
世が世だったら、記憶に新しい宇野宗佑第75代内閣総理大臣の女性スキャンダルもスルーされてたのかも。

ACのCMで話題の「こだまでしょうか」の作者、詩人の金子みすずは26歳で自殺している。風俗通いのダンナには淋病移され、唯一の生きがいの詩を書くことすら禁じられ、少しも報われなかった生涯が悲しすぎる。「死の前日、写真館で写真を撮り、桜餅を買ってその晩幼い娘と母らと食べた」ってエピソードがなんだかとてもせつない。




 【結論】 どんなに立派な人であろうが、死はおとずれる。結末は自分で脚色できるもんじゃないし、どんな残酷な最期であろうが受け入れるしかないんだろうな。
どっぷり文学的な本を読む気には到底ならない、ぼんやりとした5月を過ごしてるので、写真多めなこの本は休み休み読むには丁度よかった。



ほんと、写真のボリュームには驚き。
耽美派・谷崎潤一郎のヌードとか、にっこり笑顔の志賀直哉(←しかも、じいさんでない頃の!)や、井伏鱒二や太宰治など作家連中の集合写真とか。

・・・教科書に載ってる作家の写真って例えば正岡子規だったらいつも横顔、太宰治だったら芥川を気取る物憂げな表情だったり・・・
そういう写真から作家に対して偏ったイメージを持ってたが、温泉という場所柄か、掲載写真の多くはリラックスした個々の表情をうまく引き出してて、私が勝手に抱いてた作家のイメージをも覆した。
実際「ハンサムだなぁ」なんて教科書でみた写真も、万が一枚の奇跡のショットだったかもしれないし、またはその逆かもしれないし。

コラムの中では、横尾忠則の話が「らしく」ていい味。
吉川英治の項、青森県・湯川温泉にあった齋藤旅館のエピソードもちょっといい話っぽくて、「ぬる川の宿」って本は是非読んでみたいと思った☆




 【結論】 私がなにかの事件を起こした(あるいは事件に巻き込まれた)場合、「卒業アルバム」の写真は使わないでいただきたい。
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帰宅部長
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女性
自己紹介:
・着地点が見つからない会議とナメクジが苦手
・子どもの頃から「じぶんは結婚できないんじゃないか」という悪い予感が・・・今のところ的中!
・グミを飲み込むタイミングがいまだにわからない
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