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マジで失業5秒前!青森・アラフォーOLの雑食ブログ
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映画版の「深夜食堂」をみた。
期待通り、TVドラマの世界そのままだった。


<感想など>
〇深夜しか営業しない小料理屋「めしや」のマスターを小林薫が演じる。
作る料理すべてうまそうだが、今回は特に高岡早紀が食べるナポリタンにそそられた。
〇常連客がいつも通りの安定したお節介、客のなんやかんやに口を挟むのが楽しい。
ストリッパーにヤクザ、おまわりさん、実在する人物のように自然に存在してる。特にゲイバーのママがいい味出している。
〇無銭飲食を詫び、住み込みで働くことになったちはる役の多部未華子が地味な昭和っぽい顔なのでレトロな深夜食堂の空間に違和感なく溶け込んでいた。
〇東日本大震災で被害に遭いボランティアの優しさに触れ、独りよがりに結婚を申し込んでしまう男の話がせつなかった。演じる筒井道隆、相変わらず眉毛薄かった。
〇骨壺の話で登場する田中裕子だけひとり、コントか?と思うような素っ頓狂な演技。
そこだけ「ドリフ大爆笑」のもしものコーナーみたいでがっかり。

オススメ度:★★★☆(3.5/5)
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きのう、園子温監督の「愛のむきだし」をみた。


<感想など>
○AAAの西島隆弘扮する牧師の息子、敬虔なクリスチャンとして育ったユウ。父から強要される毎日の懺悔のため盗撮を繰り返す中、満島ひかりが演じるヨーコという理想の女性と出会い、新興宗教に家族ごとさらわれるなど妨害に遭いながらも彼なりに純愛を貫こうとするって話。
○監督は園子温。
先日、心筋梗塞で救急搬送されたというニュースを耳にしたが、その後どういう状況かは知らない。
○ハチャメチャなストーリー。主役の西島が薄味で演じてるため、周りの芸達者な脇役陣がやけに引き立って見える不思議な映画だった。
○満島ひかりがキレイ。どんな場面でも汚く見えず、ぬかりなく美人。そこはユウの理想とするマリア様とダブらせる意味では成功してるんだろう。
○現在、NHKの朝ドラ「まんぷく」で主役の安藤サクラがそれとは180度真逆なヒール役を憎憎しいほど見事に演じきっている。
○盗撮場面をしつこいくらい丁寧に描いてるわり、最後の病院でのくだりがあっさり。
エンディングも微妙。
○長い。しんどい。
これ、テレビ東京の深夜枠ドラマだったらそれなりに面白い作品だと思うけど、映画としてみるに4時間ってつらい。映画の編集って作業は重要だと知らされる映画だ。

オススメ度:★★☆(2.5/5)
「金曜日の妻たちへ」っていうTBSの不倫ドラマ、パート2か3だったか忘れちゃったけど、森山良子がこの映画をとやかく言うシーンあったような・・・小林明子が主題歌歌ってたシリーズだったと思う。

この映画は、ずいぶん昔に見たことあったわ。
ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープ共演の映画、「恋におちて」。
今回で見るのは2度目。
本屋のシーン、あれはよく覚えてる。
ただし、ラストがどうなったか?まったく記憶にない。




<感想など>
○結構、内容がトレンディ・ドラマ的。
この映画がのちの日本のドラマに与えた影響ってよっぽど大きいとみた。
○先日「ケープ・フィアー」をみたばかりなんで余計、デ・ニーロの役作り、恐ろしいまでの落差が不気味。あまりにも普通の人物フランクを演じてるデ・ニーロ、本当に気持ち悪い(いい意味で)。
○メリル・ストリープの頬骨みてると、いしだあゆみと被ってしまう。
きっと私「金妻」の方を先に見ちゃったからだろう。サブリミナル効果。
○家庭がありながらも気持ちを抑えられない男女。2人の距離が縮まっていく過程をみてるとなぜかわくわくした。これ、当たり前だが映画だからこそ。
実際にこんなふうに伴侶やら子らを置き去りに恋愛に走るふたり、外野から見れば歯軋りで歯が抜けて、しまいには歯茎こすれそうなレベル。
○本屋、電車、レストラン、クリスマスと印象的なシチュエーションや小道具を見事にはめ込んだ脚本が憎たらしい。
○21世紀の現在、偶然が重なりすぎるときは「結婚詐欺か?」と疑うのが身の為。
○でも、こういう恋愛映画ってさー、わたしゃ嫌いじゃないね(と、なぜか最後は浅香光代風に言ってみた)。

オススメ度:★★★(3/5)
マーティン・スコセッシ監督の「ケープ・フィアー」をみた。
この作品って、「恐怖の岬」っていうやつのリメイクらしい。


<感想など>
〇これは、ロバート・デ・ニーロまつりか。
スコセッシが野放しにしたんかい?やりたい放題。
キン肉マン消しゴム(R40)みたいなボディを「これでもかぁーっ!」ってくらい見せつけたかと思えば、その体には入れ墨でメッセージがびっしり。ストーカー的行動を起こすには自己主張強めなトロピカルシャツを着用など、途中からは恐怖心を追い越しデ・ニーロの一挙一動に釘付け。
〇とはいえ、最初からヤバさ100%のデ・ニーロに引っ張られたのは確か。大して劇的なストーリー展開があるわけでもないってのに、最後まで飽きることなく見られた。
〇肝心なクライマックスシーンが時折、円谷プロの特撮っぽい。
〇オリジナルの「恐怖の岬」に出演してたっていう、グレゴリー・ペックとロバート・ミッチャムが貫録のカメオ出演。
〇弁護士一家の娘役、ジュリエット・ルイスがあんな↑やりたい放題のデ・ニーロに引けを取らず堂々とした演技。思春期の揺れる感情を見事に表現してた。
当時は「なんでこの人、やたらと話題作に出れるんだろう?」と不思議だったが、今更謎が解けた。
〇弁護士の嫁役、ジェシカ・ラングって他に「郵便配達は二度ベルを鳴らす」くらいしか知らないが、この作品ではスタイリッシュなショートヘアが印象的。ただ髪型が素敵ってだけなんだけど。
〇ニック・ノルティ扮する弁護士にはあまり共感するとこはない。
〇恐怖心を煽るようなおどろおどろしい音。最初から最後までぶっ通しで、何やかんやうるさい。
〇この映画で一番怖かったのは、デ・ニーロがいないスカッシュのシーン。
何てことない、ただ、スカッシュやってるだけなんだけど。

オススメ度:★★★☆(3.5/5)
前から見たかった映画、「マイ・バック・ページ」をみた。
川本三郎原作でだいたいの内容はわかっていたんだけど。




<感想など>
○長いわ!!長すぎる。
○主役の妻夫木聡が記者に見えない。こぎれいすぎて損してる。エンドロール見て気づいたがスタイリストが伊賀大介だったので、どことなく、しゃれおつラインに落とし込まれたのか。
○妻夫木の泣きの演技はさすが。だが、「涙そうそう」って映画思い出した。CMで見ただけなんだけど。
○だけどさー、ラストの再会シーンって必要だろうか。あそこだけ急に「深夜食堂」の世界観だったから違和感。
○活動家・梅山役、松山ケンイチの見事な胡散臭さ。CCRと宮沢賢治で共感できるもんなのかな?
たしかに、詰め寄られると論点すり替えてしまう奴いるわな。雰囲気だけでなんとなく乗り切る、ああいうタイプの人間に振り回されて人生ダメにする奴もよくいる。この時代のみならず。
学生運動の時代を知らない自分としては、ついオウム真理教事件を思い出してしまった。
○楽天のピッチャー松井裕樹の嫁も出演してた。
○忽那汐里が演じる雑誌のカバーガールとして出版社に出入りする女の子、実際のモデルは保倉幸恵さんという方。以前、気になって彼女のこと調べたことがあるが、あまりにも不憫でならない。ご冥福をお祈りします。(あー、私やっぱり森本レオが嫌いだわ。)
○結論、川本三郎は罪深い。時代とか関係なく。私はそう思った。

オススメ度:★★(2/5)
きのう、ブリッジス兄弟とミシェル・ファイファーが出演した映画「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」をみた。
高校生当時読んでた雑誌でこの映画が取り上げられてたので、なんとなく気になってた作品だった。男2・女1って勝手に「突然炎のごとく」的構図だと想定してたが、内容はだいぶ違った。

<感想など>
○タイトルにあるほど色恋の部分はさほど強くない。むしろ、ショービジネスの世界で生きる人たちの姿が描かれている。
○日銭を稼ぐのも大事なんだが、プライドだってある。これまでは意見が合わなくともなんとかごまかしつつやりこなしていた兄と弟。そこへボーカリストの女を入れ、評価も収入も上がっていったことで微妙な歪が生じる。お互いの思惑がどんどんずれていく様がせつない。
○現実的な兄、見た目もピアニストとしての腕もいいのになぜか退廃的な弟。ルックスが真逆なブリッジス兄弟ありき、このキャスティングで成り立つ映画。
○なんとなく、キャット・ウーマンの印象しかなかったミシェル・ファイファー。
実際にうたってる姿にびっくり。デボラ・ハリーみたいに妖艶。マーク・ロンソンがuptown funkの歌詞にわざわざ固有名詞いれちゃうのも今更わかった。
○登場する人物が少ない中、弟の家に出入りする家庭環境複雑な女の子と黒のラブラドールの存在が映画の中でいいスパイスになっていた。
○オーディションで歌う人たちの楽曲、フィフス・ディメンションの曲とか選曲がよい。
余談だが、「フィーリング」って曲は暗いイメージとして象徴的なんだろうか。MCハマーが出演してたペプシとコカコーラの比較CMでも使用されてたが、この映画と放送が同時期だったと思う。
○バブル時代の映画とは思えない、派手さはないけど繊細でしっとりいい映画だった。

オススメ度:★★★(3/5)

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プロフィール
HN:
帰宅部長
性別:
女性
自己紹介:
・着地点が見つからない会議とナメクジが苦手
・子どもの頃から「じぶんは結婚できないんじゃないか」という悪い予感が・・・今のところ的中!
・グミを飲み込むタイミングがいまだにわからない
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